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help RSS シェンブルガーの収穫 2010/08/27

<<   作成日時 : 2010/09/03 16:32   >>

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シェンブルガーの収穫 2010/08/27
品種 シェンブルガー
栽培地 山梨県中央市豊富大塚丘陵
圃場条件 丘陵北面 標高340m 土壌 粘土質
栽培面積 30a 樹齢8年 本数900本 仕立て 垣根(ボーゲン)

コガネムシと蜂に捕食された痕跡を発見したのは4日前の収穫用のコンテナを圃場に運搬した時のこと

でした。

もうこの時期まで来ると害虫対策として殺虫剤の散布は出来ません。

一般的経過からすると、いずれ傷つけられた顆粒の表皮からボトリチス菌が侵入し短時間の内に柔らかく

なった表皮に二次感染し、やがて全園に蔓延してしまいます。紅茶の様な香りが漂うシェンブルガーの

圃場は一変して酸臭混じりの腐敗畑になってしまうという経過を辿ることになります。

でも幸いにも、この一か月の間に雨らしい雨はほとんど降らず、高温の日が続ずいてくれました。

お陰で低温、多湿を好む糸状菌類は活動できずに死滅しつつあったので腐敗は4日前の捕食痕と比べて

広がってはいませんでした。


収穫1日目 少しでも早くとの思いから5時半に豊富の丘に到着し未だうす暗い垣根の中にはさみを入れ

シェンブルガーの果房を探し切り始めました。早朝の丘の上は涼しくシェンブルガーの紅茶のような香りに

包まれ朝から華やいだ気持ちになります。日の出前の薄明かりの中で,ぶよが私を嗅ぎつけ執拗にまとわ

り付いてきます。両瞼の淵がちくりとしたと思ったらみるみるはれ上がって瞼にバーベルでも吊るしている

ように、重たく感じました。6時半農事長の石原君、 長女と次女が7時に、製造部長の福島君と小野さん

が10時に猛暑対策を施した出で立ちで到着してくれました。

石原君を除いて、収穫バサミに慣れていない皆に毎年収穫の最中に指を深く切ってしまう事故が起きて

いる事を話し十分注意しながら作業を進める様にお願いをしました。昼近くなって気温は37度、虫刺され

対策に偏りすぎた娘たちが猛暑に耐え切れずリタイア。

3時頃、僕が暑さで倒れているものと、皆探し回ったらしかった。

近くの公園に飲料水を貰いに行っていて圃場に戻った時の皆の安堵の表情から皆、随分慌てていたらし

かった事が窺えた。一言告げて置けば良かったのですが、迷惑をお掛けしました。豊富の丘に来る度に

探すのは山梨県立中央病院。今日は陽炎の向こうにかすんで見えていました。

幼いころからずっと診ていただいた私の病院です。何度、命を救って貰ったことか。

5時30分作業終了.本日の収量、2t ワイナリーの冷蔵庫に保管する。




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